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2015年2月21日土曜日

外債権を買うときは気をつけよう

利回り10%のブラジルレアル債など、証券会社で売ってます。

ディスカウント債を証券会社から買えますが、
なぜ資金調達が簡単な証券会社が10%の利回りの債権を売ってくれるのでしょうか。

それはもちろん、証券会社が自由に値段を設定して買主にババをひかせるためです

ディスカウント債と聞こえはいいけれど、割引債であり、割引率は証券会社の思うままに相対取引として設定できます。
売るときは買い主に不利な値段で売り、エンドユーザーが債権を売るときは買いたたく。

証券会社が好き勝手に値段を設定できるのがディスカウント外国債です。

途中売却を前提として購入するのは危険です。
(途中売却したら非課税になるので)

証券会社の思うままに割引されてしまいますので。

よく調べてから購入しましょう

2015年2月19日木曜日

SBI証券に簡単口座開設する方法

 SBI証券とは?

SBI証券(旧 イートレード証券)は口座開設数が“290万口座”突破(2014年6月現在)と、ネット証券界では断トツナンバー1の口座開設数を誇っています。


1999年10月にインターネット取引サービスを開始して以来、「顧客中心主義」の経営理念のもと、オンライン総合証券の先駆者として、画期的な手数料体系と先進的な機能、豊富な商品・サービスを提供することで、顧客(個人投資家)から多大な支持を得てきました。


またSBI証券は株の初心者に人気の証券会社です。その理由として、初心者にやさしい電話サポートが充実していること、10万円以下なら手数料100円のコースがあること、口座開設数がダントツに多く安心できることが主な理由になっています。

SBI証券の無料口座開設はこちら


 SBI証券のメリット


■10万円までの売買手数料が96円!
 10万円までの手数料は、なんと96円です(アクティブプランの場合)。20万円までなら191円です。比べてみるとよくわかりますが、こんなに安い会社はほとんどありません。SBI証券は、小口の手数料が安いので、一気に株を売買せずコツコツ売買する方には特におすすめです(2014年4月現在、税抜価格)。

■豊富な商品群
証券会社が取り扱う金融商品が豊富であれば、投資家は、自分の投資スタンスや好みにあった投資計画や投資戦略を立てることができます。
SBI証券では、国内株式、外国株式(米国、中国、ロシア、韓国、ベトナム、インドネシア、シンガポール、タイ、マレーシア)、投資信託、国内外の債券、外国為替証拠金取引(FX)、日経225の先物・オプション取引などの金融商品を取り扱っています。

SBI証券の金融商品の一部と、オンライン証券各社で取り扱う金融商品について比較すると、SBI証券で扱っている商品の全てを取り扱っている証券会社の少ないことが見て取れます(下普)。

オンライン証券会社のなかで、SBI証券は、扱う金融商品の豊富な方であることが理解できると思います。

■店舗での申し込みも可能
オンライン証券会社では、口座開設の申し込みをWEBで行うことが可能です。ただ、オンラインで気軽に株取引は行いたいが、例えば、株取引の初心者など、口座開設に関しては、証券会社の社員から直に説明を聞きながら手続きをしないと不安を感じる人もいるかと思います。


SBI証券は、全国に169店舗(2011年7月現在)を展開しており、顧客は、WEBか店舗か、自分の好みに合った方法で口座開設をすることが可能です。ちなみに、国内店舗数は、大和証券(120店舗、2010年9月現在)やSMBC日興証券(109店舗、2011年3月現在)を上回っています。


 SBI証券のデメリット


SBI証券のデメリットとしてはまずトレーディングツールが口座開設から一ヶ月を経過すると有料となる点でしょう。トレーディングツールというのは取引をする際に素早くかつ便利にできるツールのことです。

SBI証券では月間に株式の約定が一回以上ありかつ電子交付サービスを利用していれば翌月は無料となるのですが、多くの証券会社で無料でツールが使える場合が多い中、有料の可能性があるというのはちょっと嫌ですよね。


それほど頻繁に取引をしない方だと利用料を支払わなくてはいけない可能性もあります。

未公開株・未公開債券を買われる前に

 未公開債券の被害に遭われる方が後を絶ちません。被害に遭われる前に何かお役に立てることがなかったのかと思うと、本当にはらわたが煮えくり返るくらい悔しい思いです。
以前、私にも未公開債券の勧誘の電話がかかってきました。話の内容は、このような感じです。
「この会社の経営者はリサイクルビジネスについて技術や特許をお持ちです。○○××(名前)をヤフーで検索してみてください。必ず儲かりますよ。」
未公開債券の金利は年6%でした。魅力を感じるかもしれません。手元には前もって送付されていた簡単な会社案内と商品のサンプルがありました。会社の財産状況は資本金の額しか分かりません。それに、販売員は以前商品先物を勧誘されていた方と同じでした。さすがに腹が立ってきます。そこで、
 「それでは、3年分の決算書を送付してください。見て検討します。」
といったところ、それから勧誘が止まりました。

 実は、未公開株や未公開債券を一般の方に売ること自体がそもそもおかしいのです。本当においしい案件でお金があれば、投資する会社の事情を知っている親族や社員、そして取引先など(縁故者といいます)が喜んで引き受けます。第三者である私たちの元には回って来ません。
 これらの方は、会社の事情を分かっているので、決算書を見たり会社を訪問したりするなどして会社の状況を把握することができます。全く知らない人が未公開株や未公開債券を持ったところで、決算書を見ても会社を訪問して建物や商品を見ても「へぇー」で終わりです。何がなんだかさっぱり分からないまま、場合によっては紙くずになるのを待たなければなりません。
 
このような事件が起きるのは、周りに相談できるような頼れる人がいないことと、今の財産では老後を安心できないことの表れでないでしょうか。
 私もいろいろな方のご相談をお受けしますが、悲しいかな、明らかに相談が必要と思われる方に限ってご自身で抱え込む傾向があるようです。ちょっとした勇気を出して、信頼できる専門家に相談してみましょう。

初心者の為のFX講座 投資のスタイル

【デイトレード】



FXの投資スタイルには、短期間に利益を確定させるため、

1日に何度も売買を繰り返し、ポジションを次の日に持ち越さないトレード手法があります。


これを
「デイトレード」
「デイトレーディング」
あるいは略して

「デイトレ」といいます。




「デイトレード」には

数十分~数時間で1度のトレードを完了させる『デイトレスウィング』と、数秒~数分でトレードを完了させる『スキャルピング』があります。


いずれも、わずかな値動きに合わせて何度も売買を繰り返し、コツコツ利益を積み上げていく手法です。



DTマイケルは基本的にデイトレードをしています。
一日大体、エントリーする回数は、本業もあるので1〜7回までぐらいですね。



小さい値幅を取りにいくため、投資金をある程度大きくする必要があり、レバレッジが大きめになりがちです。


しかし、レバレッジ、ロット数を無理に大きくする必要はありませんからね。




【短期トレードの戦略】



相手は為替相場とプロのトレーダーです。



FXに必勝法などという絶対的な手法は存在しません。


いいですか?なのでネットなので絶対勝てる系は信用しないでください。


デイトレードとなると、豊富な経験と短期的な変動要因の情報をもって取引するプロのトレーダーがひしめいています。



そう、、、短期トレードはプロに勝つ必要があるのです。



しかし、デイトレードで勝っている一般の人たちは実際に存在しますし、そうした人たちに共通する点も数多くあります。


FXの短期トレードで利益を上げるためには、ある程度の経験が必要である、ということも認識しておきましょう。




【デイトレードで勝つためのポイント】



短期トレードで勝つポイントは、


初心者の方はまだ意味がわからないかもですが、すぐに分かるようになりますのでご安心を。




・「トレンド(波)」に乗って、そこで集中的に利益を狙う。


・損失を予め決めておき、ロスカットを徹底する。逆指し値注文は必須。


・取引手数料などのコストにはシビアな意識を持ってトレードする。


・ここぞというとき以外はトレードしない。※重要です。


・トレード時間は日に2~3数時間。
まぁ私は本業の間でも相場を見てチャンスがあればエントリーしちゃいますが、笑


・経験・体験に基づいた自分だけのルールが確立されている。




為替のプロがひしめくデイトレードで勝つことは容易ではありませんが、

素人でもこうした鉄則を徹底したり、自分なりのルールを確立できれば、

チャンスを見逃さないトレードができるようになり、自ずと利益が得られるでしょう。


【コツ】


相場が上昇基調にあるのか下降基調なのかを示すのが「トレンド(波)」で、そうしたトレンドに乗って『順張り』で集中的にトレードするのが、デイトレードで勝つコツです。


DTマイケルもこれ使ってます。


順張りとゆうのは、例えば上昇基調なら、上昇、つまり買いポジションを持つことです。



トレンドを見極めるのに有効な手法に、『トレンドライン』があります。


トレンドラインは、ローソク足の動きを見ながら、それぞれの山の頂点、谷の頂点を結びます。


右肩上がりだと上昇基調、右肩下がりだと下降基調を示します。

上昇基調の場面の一時的・短期的な下落を『押し目』といい、下降基調の場面の一時的・短期的な上昇を『戻り』といいます。



また、トレンドをなめらかな曲線で示すラインに『移動平均線』があり、過去何日間かの終値の平均値を結んだ線になります。


この辺はまたの講座で画像付きで説明します。

さらに動画でも説明しますね。さらにさらにトレードの本質がわかったらDTマイケルメイン手法も伝授します。




【エントリータイミング】


初心者の方はどこでエントリーするのかわからない場合もあると思います。


またあとで詳しく説明しますが、とりあえずはこうゆう下記のポイントでエントリーしてみてはいかがでしょうか?




上昇トレンドでのエントリーのタイミングは、押し目を狙って「買い注文」を入れます。


天井(山)だと思ったところで今度は売り注文を入れます。つまり決済です。


損失を一定以上膨らませないために値下がりを見越して「ストップ(逆指値)」を入れます。
一定の利益を確定させたいなら「リミット(指値)」オーダーを出しましょう。




下降トレンドでのエントリーのタイミングは、戻りを狙って「売り注文」を入れます。


底(谷)だと思ったところで今度は買い注文を入れます。決済ですね。


損失を一定以上膨らませないために値上がりを見越して「ストップ(逆指値)」を入れます。一定の利益を確定させたいなら「リミット(指値)」オーダーを出します。



損切り(ストップロス)を入れる目安は、初心者の方であれば30銭以上逆に行ってしまったら損切りしたほうがいいでしょう。


最初のうちは、損切り(ストップ)と利益確定(リミット)の幅を同じ幅に設定にして、慣れてきたら徐々に変えていきましょう。

トレンドオプション

トレンドオプションとは?

トレンドオプションでは、これからレートが上がるか下がるかを予想するだけの、シンプルで簡単な取引を提供している海外バイナリーオプションです。

簡単な取引法なので、誰でもすぐに始めらる新しいタイプの為替取引方法です。
上がると思えば『Call』ボタンを、下がると思えば『Put』ボタンを1クリックして投資したい金額を入力するだけです。

予想が当たれば、最短60秒で、投資金額の60~90%があなたの利益となります。

トレンドオプションの取引方法


ハイロー

high_and_low.png
バイナリーオプションとは、期間内に選んだ銘柄の相場が満期までに上昇するか、下落するかの予想に対して、予想が正しければ投資金の特定の割合(ペイアウト%)を報酬として受け取ることができる取引方法です。
一方、予想とは異なる方向へ向かえば、投資金を損失することになります。

オプションビルダー

option_builder.png
オプションビルダーでは、トレーダー様のトレードスタイルに合わせた取引のカスタマイズができます。
オプションビルダーの機能により、トレード経験のあるトレーダー様にとって、市場の動向に合わせた戦略に沿った取引を作ることができるため、特に有効です。

ワンタッチ

1touch.png
ワンタッチオプションとは、期間内に前もって設定された市場価格に一度でも到達をすることにより、投資金額に対して報酬を獲得できる取引方法です。
ハイロー取引とは異なって満期時の相場は関係なく、一度でも設定された市場価値に到達すれば取引は成功となります。

60セカンズ

60seconds.png
60セカンズ取引は、名の通り60秒で取引が満期を迎える短期決済型取引です。
基本的な取引方法は、通常のバイナリーオプションと同様となり、お選びした開始時間の相場と満期時刻の相場を比較し、上昇するか、下落するかを予想する取引となります。
他の取引よりも低い100円から購入することができるため、初めての方でも気軽に行える取引方法です。

レバレッジの考え方

~レバレッジとは?~

レバレッジとは『leverage』と書き意味は「梃子(てこ)の作用」を示す英語です。

「梃子の原理」とは棒の一点を支点として用いる事で小さな力でも大きな力が得られると言う物理を習う上での基本となる現象です。 

公園の遊具「シーソー」やビールを飲む時の必需品「栓抜き」日曜大工の道具「釘抜き」など生活の様々な場所で使われているこの「梃子の原理」ですが、これはFXでも同じようなイメージで使用する事の出来る便利なシステムなのです。 。

まずは『レバレッジ=小さな力で大きなものを動かす』というイメージを持っておきましょう。(このイメージは重要なイメージなのです) 

さて物理の原理である「レバレッジ」からFXで使用される「レバレッジ」話を戻しましょう。

FXで使用されるレバレッジでも『小さな力で大きなものを動かす』というイメージで理解すると分かりやすいのですが、『少ない資本金で多くの投資を行なえる』というのがFXでのレバレッジ効果(レバレッジ作用)なのです。 

FX取り扱い業者ではよく『レバレッジ率○○倍』という言葉や文を見聞きする事があると思いますがこれが資本金に対して投資を行なえる率なのです。 

資本金100万円でFX投資を開始した場合を例に見てみましょう。 

資本金100万円で『レバレッジ率2倍』の取引を行なうと… 

100万円(資本金)×2(レバレッジ率)=200万円 


資本金100万円で『レバレッジ率10倍』の取引を行なうと… 

100万円(資本金)×5(レバレッジ率)=500万円 


資本金100万円で『レバレッジ率10倍』の取引を行なうと… 

100万円(資本金)×10(レバレッジ率)=1000万円 

という運用が行なえるのです。


運用に際して少ない資本で大きな投資が行なえるという事は、少ない資本で大きな利益を得られる可能性へ繋がっています。 

これがまさにFXでの「梃子の原理」といえるのです。

しかし、レバレッジにはプラスの面だけではありません。それは投資の基本としてリスクとリターンがというのは比例して動くのです。

レバレッジには大きな収益をあげる可能性と共に多くの損失をしてしまうという可能性もあるのです

日経オプション取引は最高の投資商品

デリバティブ商品の一つである「日経オプション取引」は最高のリスク管理が有効な投資商品です。

私は個人的に、株式・FX・日経先物・ワラント債・投資信託に約20年近く時間とお金を投資してきた者です。

オプション取引というと、株やFXなどと比較してマイナーな感じや、難しそうなイメージがありますが、一番肝心の利益を出す上でのリスク管理という観点からは、どの金融商品をも凌ぐメリットや戦略性のあるものです。

それではオプション取引の魅力は何なのでしょうか?
オプション取引は、市場がどのように変化(上昇、下落、停滞)しようとも、すべての局面で利益を上げることが可能です。
これが一番有名な投資商品である「株式」だったらどうでしょう。
「1円でも安く買って、1円でも高く売れれば勝ち」という昔ながらの投資方法は、上昇局面でしか利益を上げることができません。信用売りなどの場合はその逆です。
全ての市場変化に対応して利益機会を生み出すことのできる商品であるオプションはこの時点で他の商品を圧倒する戦略性が生まれます。

それ故にオプションはギャンブル的に取引することも可能ですが、ディフェンシブに虎視眈々と利益機会を待つこともでき、また株式のリスクヘッジとして資産を守ることも可能です。

よって、サブプライム・リーマンショック・テロ・天災などから引き起こされる株式市場の暴落から資産を守ることもできます。
何かと知られていないことも多いのは確かですが、FXのハイレバレッジ取引でただの逆指値でしかロスカットを設定していない危ない取引などと比較すれば、オプション取引のほうがFXよりも脚光を浴びて良い商品だと確信しています。
株式投資に比べると、単純さという観点からは、オプション取引のほうが新しい最低限の知識を習得する必要があることは否めませんが、FXが理解できている方であれば、内容のレベルで言えば同じような知識量で大丈夫です。

 しかし、一度取引方法や※リスク管理の戦略性を習得されれば、リスク管理を徹底しながら利益獲得機会を得られるという大変魅力的な商品だとお気づきになられるはずです。


何の根拠もなく、急速な株高が起これば「今は株式投資!」、急速な円安が起これば「FXで一億円!」、暴落すれば「逆張り投資法!」「カラ売り」「今こそ金・プラチナ投資!」などという毎回ワンパターンの「煽り」からは目を覚まし、どのような相場が来ようとも安心して、腰を据えて大事な資産を守って殖やしていくのが賢い投資選択ではないでしょうか。

FXで損失を出した方が復活する法

私は株式、日経先物、FX、オプション、ワラントなど投資全般に約20年ほど投資してきました。

FXではあまり良い思い出はありませんが、自分の能力の無さから500万以上の損失を過去に出しました。

そして次に他人に頼るようになったのですが、巷に溢れるシステムトレードや情報商材もすべてが悪いとは限りませんが、過去のデータをバックテストして、良い成績が上がったように投資手法を定め、販売することは可能なので注意すべきです。

過去を検証すればその通りに利益が上がるので全く嘘ではありませんが、その取引手法が将来まで有効かどうかは全く別の問題です。

結局、すべての投資が簡単ではありませんが、特に初心者には「リスク管理」が難しいのではないでしょうか。
過去だけでなく理論上、将来においてもリスク管理ができる手法であれば安心できる投資法だと思います。
リスク管理ができていれば安心できるのでメンタル管理も容易です。

そしてその損失から脱すために、私は現在、そのリスク管理の徹底が可能な日経オプション取引にて投資を行っております。

長年色々な投資やその勉強をしてきましたが、結局たどりついた答えは、「市場の将来は、誰がどのようなツールやシステム、テクニカルチャートなどを使っても予想できない」という残念な結果でした。市場は過去の繰り返しではないからです。

そして個人投資家にできることは、「リスクを限定する」ことだけだと思います。
リスクをコントロールし、利益を伸ばす。いわゆる損小利大の関係を作れる投資商品や投資手法を身に付けることこそが、投資で生き残れる術だと思います。

ただ初心者の時期は、リターンの派手さに興味がいくので、どうしてもリスク管理型の投資手法は「地味でエキサイティングでない」理由からか中々受け入れられません。と言いますか、なぜそれが重要なのかが理解できないといったほうが正確かも知れません。

バイナリーオプション取引の種類

1.イスラエル型
イスラエルのバイナリーオプション取引システム開発業者数社がグローバル展開し、世界で最もポピュラーなのが『イスラエル型』のバイナリーオプション取引(ハイ・ロー)です。
日本における規制が適用されない海外においては、規制が施行された現在においても世界各国で取引は継続されています。
  
[基本ルール]
取引開始時点でのレート(=ターゲットレート=権利行使価格)が、取引終了時間(=判定時間=権利行使時間)でのレートと比較して高い(ハイ)か「安い(ロー)」かを予測する取引です。
予測通りの値動きとなった場合、あらかじめ設定されたリターン率に応じた利益を得ることができます。
予測に反した場合は、取引金額が最大損失となります。

リターン率80(倍率1.8)、取引金額10,000円で取引を開始した場合、予測通りとなれば8,000円の利益(残高18,000)となりますが、予測通りにならなければ取引金額10,000円の損失(残高0)となります。

[
取引終了時間]
取引終了時間は2種類あります。一般的に「ハイ・ロー」と呼ばれる取引は、取引終了時間が例えば1400分や2215分というように、あらかじめ決まっています。
そして、その終了時間2~3分前まで取引することができます。
もうひとつは、一般的に「短期取引(Short Term)」と呼ばれ、取引開始からの時間で区切られています。例えば1分(2分・5分)であれば、取引開始から1分(2分・5分)後に終了します。最近は30秒という、さらなる短期取引も開始されています。

2.日本型
『日本型』と言っても、GMOクリック証券(商品名:外為オプション)だけの取引ルールですが、日本の金融機関が取り扱うバイナリーオプション取引の半分以上(ほとんど?)のシェアを占めたと言われていますので、あえて『日本型』としています。
本取引は規制後により全面禁止となったため、現在は取引することはできません。

[基本ルール]
基本的な取引ルールは先発の『イスラエル型』と似ていますが、細かい点においては大きく異なります。

[ターゲットレート]
設定された取引開始時間のレートがターゲットレートとなります。
よって、設定された取引開始時間後の取引であれば、注文前にターゲットレートがあらかじめ決まっています。

[リターン率]
『イスラエル型』のリターン率が通常7080%台前後であるのに対して、『日本型』は100(倍率2.0)と高倍率だったため、人気を集めました。
しかし、下記[レンジ外]があるため、必ずしも投資家有利とは言えず、逆に業者有利ということで、規制により禁止されました。

[レンジ外]
『日本型』は「レンジ外」と呼ばれる、予測が当たっても投資家の利益とならない価格帯が設定されていました。これは、ルーレットに例えれば「0」に該当し、業者の総取りとなります。
『イスラエル型』は、ターゲットレートと判定レートが同値であった場合、取引金額が戻ってくる場合もありますので、取引を続けるとその差は歴然となります。
よって、これも業者有利ということで、規制により禁止されました。

上か下かの確率が50/50%とするならば、取引量が増えれば増えるほど、大数の法則で投資家と業者の損益関係は50/50%に近づき、業者の収益はなくなってしまいます(投資家の損失/利益=業者の利益/損失の場合)
よって、『イスラエル型』はリターン率を100%ではなく80%前後に設定することで20%を収益源に、『日本型』は「レンジ外」を設定することで投資家が損失となる確率を上げ、それを収益源にしていました。

[完売]
『日本型』は、ターゲットレートが取引前に決まっていることにより、利益となる確率が高まると取引が片方に集中するため、「完売」という措置を取っていました。
通常のFX取引の場合、「ドル買いに完売はない」という理由から、これもまた規制により禁止されました。

3.英国型=規制版
『英国型』は、日本の規制に一番適合している…というよりも、日本の規制は、この英国型を基に決められたと言えます。よって、規制に基づき、『英国型=規制版』として解説します。

【規制1】
「取引期間」「取引終了時間の間隔」には、十分な時間(2時間以上)を設定する
取引時間は2時間以上、取引終了時間の間隔は2時間以上空けなければならないと規制されたため、1分・2分・5分といった短期取引は禁止されることとなりました。「取引終了時間の間隔は2時間以上」ということは、5分ずつずらしてたくさん取引を行うことを禁止しているため、1日最大でも12回しか取引を設定することはできません。
※実際には1日12回取引を行っている業者はありません。
ただし、投資家の取引が1日最大12回に規制されているわけではありません。取引時間内であれば、「取引限度額」を超えない限り、投資家は何回でも売り買いすることができます。FX取引同様、数秒単位で売り買いを繰り返すこともできます。

【規制2】
取引開始前に、「ターゲットレート(=権利行使価格)」が固定されている
この規制は、取引開始時()に確定したレートを「ターゲットレート」とする取引は認めないということです。
つまり、取引前に予め「ターゲットレート」が決まっていなければなりません。

例えば取引開始時間の値段が100.00とすると、ターゲットレートは上に100.20100.40100.60…、下に99.8099.6099.40…と設定されます。
このように、ターゲットレートが上下複数ラダー(はしご)状に設定されていることから、「ラダー・オプション」とも呼ばれています。
そして、取引終了時間のレートが、ターゲットレートに対して、「上か下か」を予測します。
売買は業者により下記の二通りに分かれ、「()買いのみ型」が主流となっています。

()買いのみ型…ひとつのターゲットレートに対して、「(ハイ)か「(ロー)」かを予測して取引します。
ターゲットレートより「」と予測する場合は「ハイ」をオプション価格で買い、「」と予測する場合は「ロー」をオプション価格で買います。
そして、売りは途中清算(転売)のみとなります。

                     
                                                    ()買いのみ型                  買いのみ型.png                                              

                                                     ()買い・売り型買い・売り型.png
                                
()買い・売り型…以上」と「以下」という、2種類のターゲットレートが設定されます。
以上」のターゲットレートであれば、「以上になる」と予測する場合はオプション価格で買い、「以上にならない」と予測する場合は、オプション価格で売ります。
以下」のターゲットレートであれば、「以下になる」と予測する場合はオプション価格で買い、「以下にならない」と予測する場合は、オプション価格で売ります。
そして、「になる」と予測して買った場合、「売り(転売)で途中清算できます。
にならない」と予測して売った場合、「買い(買戻)」で途中清算できます。



【規制3】
「買値」と「売値」を同時に提示し、取引を行うことができる

【規制4】
取引期間中、「ペイアウト額」を固定し、オプション価値の変動は「取引価格」の変動とする
『規制前(イスラエル型と日本型)』は、取引する金額を投資家が決めることができました。
そして、取引後に表示される、途中清算価格によって、途中清算することができました。
ハイ・ローであれば、確率は常に50%程度で、ペイアウトは2倍程度(手数料相当額を排除)のみとなります。

『規制後(英国型)』は、提示されているオプション価格の「売値」と「買値」で取引します。
そして、予測通りとなった際のペイアウト(支払額が固定されています。
「ターゲットレート」が固定され、レートが変動するため、「上か下か」の確率に応じてオプション価格が変動します。
その確率が「オプション価格」の源となり、確率に応じてリターン率が変動します。

オプション価格が0~100(/ポイント)の間で動く商品設定だとします。
以上になる」確率が50(1)だとすると、オプション価格は50になり、予測通りになると100で清算され、ならなければ0で清算されます。
つまり、予測通りになると、ハイ・ロー(50/50)と同じく2倍になるということです。
1…ターゲットレートとレートが同値に近い状態

以上になる」確率が10(2)と低い確率だとすると、オプション価格は10になり、予測通りになると100で清算され、ならなければ0で清算されます。
つまり、予測通りになると10倍になるということです。
ただし、確率通りだとすると、10回に1回しか予想通りに利益にはなりません。
2…ターゲットレートよりレートが安い方向で離れている状態

逆に「以上になる」確率が90(1)と高い確率だとすると、オプション価格は90になり、予測通りになると100で清算され、ならなければ0で清算されます。
つまり、予測通りになっても1.11倍にしかなりません。
しかし、確率通りだとすると、10回に9回は予想通りに利益となります。
※3…すでにターゲットレートよりレートが高い状態

実際には、0~100()の値動きとするとわかりづらいため、業者によって、オプション価格の変動を0~1,000円または、0~10,000円として、500円で買って予想通りなら1,000円になる、5,000円で買って予想通りなら、10,000円になるというように、わかりやすくなっています。

また、注文受付時間内であれば、何度でも取引できますので、確率10%程度の低いときに1,000円で買って、確率が20%程度に上がってきた2,000円で転売すれば2倍の利益を得ることもできます。


反対に、確率90%程度の高いときに9,000円で買ったとしても、確率が80%程度に下がった時点で8,000円で転売すれば、全額9,000円損することなく、1,000円の損失で喰い止めることができます。

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