『NISA(ニーサ)』口座の注意点
<前回の『口座説明』と重複する部分が多々ありますが、まとめも意味も込めて簡単に。>
1.『口座開設』 は今年でもできますが、実際使えるのは『2014年1月1日』から。
2.『NISA(ニーサ)』口座 を開設できるのは、20歳以上。(当たり前ですが^^;)
3.『NISA(ニーサ)』口座 .所有できるのは(もちろん証券会社関係なく)1口座のみ。
4.『取り扱い商品』 や 『サービス』 は金融機関によって異なります。
5.事前に情報を収集し、自分に合った投資を実現できる金融機関を選びましょう。
6.『NISA(ニーサ)』口座の性質上、中長期投資に向いています。
(特にデイトレーダー等には向いていません。)
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『NISA(ニーサ)』口座の申込み説明
「ザックリ」と書きます。(『株』とかで良く使う特別口座とは若干流れが違います。)
①まず『非課税口座(NISA)』を開設する希望の金融機関に「住民票の写し」と「申請書」を提出します。
②金融機関が書類を『税務署』に口座が重複していないかどうかのチェックがいきます。
③税務署が重複チェック確認後、『確認書』が交付されます。
このようなステップを踏んで口座開設の申し込みから、開設の手続きが始まります。
このようなステップを踏んで口座開設の申し込みから、開設の手続きが始まります。
『NISA(ニーサ)』口座の『メリット』
<これも『前回』で言及しているので、簡単に書きます。>
1.毎年『100万円』上限、累計『500万円(5年)』の配当金や譲渡益が非課税。
2.口座自体は2014年から10年間使用可能。
3。『NISA(ニーサ)』口座の「キャンペーン金額」がかなり充実している。
『NISA(ニーサ)』口座の『デメリット』
1.他の口座との損益通算ができない
「上場株式」・「FX」等は、一年間における『損益を通算』をすることができます。
(例:株式『A銘柄』で20万損した! でも『B銘柄』や『C銘柄』で20万利益が出ているので、
『特定口座』で『源泉徴収あり』にしている方は10%の税金が、既に引かれて手元に戻って
きますが、確定申告で『損益通算』をすることで税金の還付を受けられます。)
また、現行の口座では『株』の利益と『FX』の損失等の『利益損失の相殺』は可能でしかも、
『損失繰越控除』にも使えます。
詳しくは『国税局』のHPで http://www.nta.go.jp/taxanswer/shotoku/1474.htm
しかし『NISA(ニーサ)』口座はこのような『他の口座』との損益通算ができません。
例え損失が出ても他の1年分の『所得』と『合算』して合計所得を減らし、減税対策とすること
ができません。注意1(裏ワザで回避できます。) 念のため『税務署で確認をとったところグレーゾーンだということで×
2.売却後の『再投資』ができない
非課税期間が5年間と設定されているます。(最長5年なのでその間いつ売却してもOK
ですが、5年を超えると『NISA(ニーサ)』口座枠からで出て、『特定口座』or『一般口座』
(両者とも課税口座)に買ってに移行します。
『NISA(ニーサ)』口座は何もしなければ、このようなしばりがあるので何もしなければ、
『同一商品』を買いたい時、『投資した商品』を1度売却して、また『同じ商品』を再度購入しない
といけません。
(まとめ:1.未使用の枠を翌年に繰り越すこと不可。2.何もしなければ5年間で『NISA口座』
から出てしまい課税される。)注意2(裏ワザで回避できます。)
3.他金融機関への移行ができない
一度、『NISA(ニーサ)』口座開設した後、「最低4年間」は、他の金融機関へ変更することは
できません。
なので、最初に『NISA(ニーサ)』口座開設する際に、どこの金融機関にするのかをよく比較
検討した上で決めることが重要です。
(『キャンペーン』だけにまどわされず、株やFXなら売買ソフトが使いやすかったり、
投資信託なら購入手終了が安かったり、色々な視点から決めて下さい!)
注意
- ※『メリット』目がいきがちなのですが、『デメリット』も考慮に入れる必要があります。
最後に
ほぼメリットしかないですが、あくまで自分で納得してから、 『NISA(ニーサ)』口座を
開設することをお勧めします。
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