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2015年2月19日木曜日

FXを始めるには資金がどれくらい必要か

余裕資金が100万あるなら33万~50万で取引を始めよう

 FX取引には資金をどれくらい用意すればいのだろうか。
 業者によっては、1万~10万円くらいから始めることができる。レバレッジを高く設定すればするほど、手持ちの資金は少なくても済むが、ちょっと為替が動いただけで、その資金は失ってしまう可能性もある。
 では一般的に、どのぐらいの資金があれば、余裕を持って取引できるのだろうか。まずはFXの資金はスワップ金利による「金利狙い」など短期取引を主とした「変動狙い」に分けておきたい。
 どちらの取引でも、基本は余裕資金の範囲内であり、為替相場で損をして悔しい気持ちを持つことはあっても生活水準を引き下げるようなことはないようにしていただきたい。
 まず金利狙いだが、スワップ金利は元本が確保されないと金利が入ってこない。外貨預金や外貨債券を購入するには全額を用意しないといけないのに比べて、FXのスワップ狙いはレバレッジが効くので全額を用意しなくともいい。とはいっても借金すればできるという安易な考えは危険だが。
 ただある程度長期に保有しないと金利も貯まらないので長期の変動に耐えうるレバレッジを考慮して元本の3割から半分は資金を確保していたい。レバレッジで言えば2倍から3倍のレバレッジだ。想定元本が100万なら33万~50万は用意しておきたい。
 ただ2~3倍といっても「全投資資金=余裕資金」として2~3倍の想定元本にするのではなく、2~3倍して全投資資金になるくらいがいい。
 つまり100万があなたの持つ全投資資金なら33万~50万を証拠金として預け残金は他の商品で運用し、万が一の時には証拠金に充当できるようにしておけば万全である。
 とにかく余裕資金全額を基準にしてレバレッジを上げるのでなく、余裕資金を想定元本として全額余裕資金を出資することなく、その一部の出資で運用できる醍醐味を味わっていただきたい。

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